バーチャルリアリティでプレゼンしてみる。

デザイン

ちょっと思うところがあり、現在設計中の建物をどうしても建設前に現場に立てたようにお客様に見ていただくことができないかと、正月明けから試行錯誤していました。いろいろ難しい点はありましたがなんとかここまでこぎつけました。

まず、建物の3D CGをVR対応のレンダラでレンダリングします。本当ならその時点で現場のパノラマ画像とライトマップを取り込んで同時にレンダリングしたらいいのでしょうがそんなお金はありません。とほほ

で、とりあえず3D CGのパノラマだけを作ります。ポイントというかポイントは撮影した場所の位置と高さをできる限り正確に記録しておくことと、太陽の位置をよく観察することぐらいです。実際問題、スマホのVRはあまり精度が高くないので細かいことはあまり気にならないということがわかりました。

そして、この画像から建物と敷地の部分を切り抜いて元の360度現場写真と合成。合成はGIMPを使いました。もしVRカメラをお持ちの方は上に張り付けてある画像をスマホに落としてVRで見て下しさい。

スマホにはリコーのTHETA(シータ)やエレコムのOMNIshotなどに標準でついているフリーのVR閲覧アプリをインストールしておきます。そのアプリでダウンロードした画像をご覧ください。こういったプレゼンもあまりしつこくすると気分が悪くなりそうですがたまには面白いものだと思います。

ひさしぶりに頭を使って今日はよく眠れそうです。