WACOM CINTIQ 液晶タブレットのプロペンのペン先が切れたので代用品で自作してみた。

デザイン

ワコムの液晶ペンタブレット。一生懸命練習中ですがここで問題が発生。付属のペンのペン先が無くなってしまいました。思いのほか減りが早く付属の10本を使い切ってしまったのでした。これはこまった。早速近所の電気屋を数軒回ってみましたが、あるはずありませんわねえ。こういう時に田舎はこまります。しかも今日は大晦日。途方に暮れてしまいました。正規品のペン先がどうなっているかというとこんな感じです。

大きく拡大すると立派に見えますが、初期老人の私は床に落とすと平気で見失うレベルのサイズ。マイクロメーターで各部位の寸法を当たってみました。結果はこんな感じ。

細いほうの軸はきっかり寸分の狂いもなく1mmでした。なんだそんなことならと手持ちの模型材料から田宮のプラ材丸棒1mmをごそごそと探り当てて

WACOMのプロペンに正規品同様差し込んでみました。

正規品と同じく最後がすこしきつくなっていますが差し込んでみます。けっして無理に差し込んではいけません。私のペンにはすこし抵抗感がある程度で正規品と同じ感じですんなりささりました。

ペン先を2mmほど出した位置でカッターで切り落としてペン先をやすりやサンドペーパーで整えます。私はプラ棒の先端をヒーターで少し溶かして丸みをつけてみました。

試しに描いてみると正規品と同じく普通にかくことができました。これでこの正月はなんとか大丈夫そうです。というか、ペンが壊れなかったらこれでいいじゃんかと思っている私がいたりします。プラ棒が40cm、10本300円ぐらいだから自作ペン先は、一本当たり5円かからない計算になります。正規品は一本100円以上するのでかなり安上がり。正規品もたいして難しい形状ではないので冶具を作ればかんたんに作れそうです。こんど試してみます。