潰れる、または、潰れそうな飲食店の特徴 その2

会社

その4 何かが足りていない

ちいさなことですが、例えば醤油さしに醤油がはいっていない。その席にだけトウガラシがない。など。これはその3で指摘した「掃除」とも関係しますが、要はお店全体を店主が確認していないということです。小さなことですがけっこう致命的です。

その5 ホームページや日替わりを更新しない

飲食店は材料を買いそろえお店を開けばお客様が来てくれるわけではありません。日々の工夫がとても大切です。いつ来ても同じものしか置いていない店というものも確かにありますが、だいたいにおいてそういうお店は切磋琢磨したうえでメニューを削ぎ落していった結果そうなったと考えた方がよい。いつ来ても同じものを出す店より、いつ来てもあたらしい発見がある店を目指すことは至難の業なのです。

その6 店主が酒を飲んでいる

日本の悪い風習ですが、お客様がお酒をふるまってくれるケースがあります。その場合、その酒代はお客様の払いになりますのであまり問題はないかもしれない。でも、中には仕事をしながら自分でサーバーから酒をついでぐいぐい飲みながら営業している店もあります。500円で売れる生ビールの原価はおおよそ150円。つまり350円の利益となります。自分の店のビールを飲んでいる人は「150円ぐらいいいだろう」という考えかもしれませんが、その150円を取り返すためには余計にビールを売らなくてはいけない。150円の原価を飲んだのではなく350円の利益を飲んだと考えると、客単価を500円上げないと計算が合わなくなる。これは致命傷といえます。

さて、ここまでいろいろ書いてきました。まだまだ指摘したいことはたくさんありますが時間がある時にまた!!

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